Philosophy

　私のキャリアの原点には、いつも「人」の存在があります。

　高校時代、通学途中の大阪駅で見かけた大人たちの表情は、未来に希望を抱く私の目にはあまりに暗く映りました。「働くことは、こんなに苦しいものなのか」。その違和感と不安から一度高校を離れ、自分の人生を問い直すことになります。さらにリーマンショックを目の当たりにし、「優秀な人が集う会社ですら崩れるなら、何を信じて働けばいいのか」という問いが私の中で一層深まりました

　私は答えを教室ではなく、現場と経験に求めるようになっていきました。私のキャリアの原点には、いつも「人」の存在があります。高校時代、通学途中の大阪駅で見かけた大人たちの表情は、未来に希望を抱く私の目にはあまりに暗く映りました。「働くことは、こんなに苦しいものなのか」。その違和感と不安から一度高校を離れ、自分の人生を問い直すことになります。さらにリーマンショックを目の当たりにし、「優秀な人が集う会社ですら崩れるなら、何を信じて働けばいいのか」という問いが私の中で一層深まりました。

　引っ越し、介護、飲食、工場など様々な仕事を経験し、USJのカメラマンとして働いた時には、一見楽しそうに働いている仲間たちの心の奥にある将来への不安にも触れました。華やかな笑顔の裏で、希望より不安が勝ってしまう働く現実。

　「なぜ人は働くのか」「どうすれば人は希望を持って輝けるのか」

この問いは、私の人生のテーマになっていきました。

　やがて「この人のようになりたい」と思える憧れのメンターとの出会い、独立。心理カウンセリングやコーチング、イベント事業、コミュニティ運営と、人を支え、育てる領域に挑戦しました。事業が広がり、最大50名規模の組織になるまでに成長しましたが、その組織は不満の積み重ねによって一度崩壊します。この経験は、私に大きな問いと痛みを残しました。

「組織は、お金でも、想いでも、どちらか一方では続かない」

その答えを深めるため、私は人材育成、採用、DX、戦略コンサルなど多様な現場で企業支援を重ねてきました。小規模組織から大企業まで、上場前、上場後、あるいは上場に失敗した企業などなど。フェーズも文化も違う現場に入り込み続ける中で、一貫して見えてきた現実があります。

・どんな理念も、人の心が動かなければ浸透しない

・どんな研修も、個人のミッションと重ならなければ行動は変わらない

・経営と現場はしばしば、想いと本音の間で分断されている

つまり多くの組織には、“橋渡し役”と“憧れの存在”が不足しているのです。

人は、スキルを教えられたときではなく、尊敬する人の背中を見たときに動き出す。

私は経営と現場の間に立つ「ディレクター」として、人が内側から輝き、

組織が変わる瞬間を何度も見てきました。

だからこそ、私たちは「つなぐ」ことにこだわります。

経営と現場を、理論と実務を、社内のリーダーと社外の専門家を。

その先に生まれる “憧れの連鎖” こそが、一人ひとりの自走力を引き出し、組織の力を最大化していきます。

それが、株式会社ディレクターズコネクトを設立した私の原点であり、使命です。

Service

講師派遣：次世代リーダー/DX人材育成

戦略コンサル、業務改革支援