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研修事業の立ち上げ支援(商社・事業会社向け)
顧客との接点を、売って終わりにしない。研修やスクールを自社で持つと、関係が続く理由が生まれます。ただし、教育を事業として成立させるには設計が要ります。
この業界でよく伺う課題
やりたい構想はあるが、何から手をつけるか分からない
対象・カリキュラム・講師・集客・収支。決めるべきことが多く、どこから固めるかで手が止まりがちです。
社内に教育事業の経験者がいない
商品や業界には詳しくても、カリキュラムの組み方や運営の型は別の専門性です。
講師をどう確保するか決まっていない
社内で賄うのか外部に頼むのか。品質と継続性の両方を考えると、最初の設計が効いてきます。
立ち上げたあと、続けられるか不安がある
第1期は勢いで走れても、2期3期と続けるには運営の仕組みが必要になります。
私たちの進め方
誰に何を届けるかを先に固める
カリキュラムから入らず、対象と提供価値の定義から始めます。ここが曖昧だと後工程がすべてぶれます。
運営の型まで含めて設計する
コンテンツだけでなく、募集・受付・当日運営・振り返りまでを一連の流れとして組みます。
講師体制を、続けられる形にする
特定の一人に依存しない構成にし、担当が変わっても回るところまでを範囲に含めます。
支援事例
専門商社
自社の顧客層に向けた認定スクールの立ち上げを支援。事業の立ち上げからカリキュラム設計、運営構築、講師体制までを一貫してご一緒し、10ヶ月で第1期を開講、初年度から黒字化しました。
ご相談は、たいてい3つに分かれます
「研修事業を立ち上げたい」というご相談の中身は、実際には大きく3つに分かれます。どれなのかによって、必要な支援も、かかる期間も、費用の桁も変わります。初回の打ち合わせは、まずここを切り分けるところから始めます。
TYPE A
自社の知見を、外部に売る事業にしたい
商材知識・業界知見・ノウハウを、講座やスクール、認定制度として商品化する。新規事業としての収益化が目的です。事業設計・価格設計・集客まで含めた、いちばん広い範囲になります。
TYPE B
研修を、既存事業のフロントにしたい
研修そのもので大きく稼ぐより、顧客接点・関係継続・本業への送客が主目的。収支より「本業にどうつなぐか」の設計が中心になります。
TYPE C
研修会社として、企画・供給力を上げたい
すでに研修を提供しているが、企画の質・講師の幅・回し方に課題がある。既存事業の強化にあたります。
立ち上げを、6つのフェーズに分ける
6つすべてでも、足りないところだけでもご一緒できます。ただし当社が担うのは設計と伴走です。運営フローや事務局体制の設計、当日運営マニュアルの作成、当日の同席までを行い、募集受付・名簿管理といった事務局の実務そのものは、貴社(または運営会社)にお願いしています。どこを当社が持つかは、初回のご相談で切り分けます。
- 1構想誰に何を届けるか、どれくらいの規模でやるかを決める
- 2商品設計カリキュラム・コース体系・価格を組み立てる
- 3講師体制誰が登壇するか。社内で賄うか、外部と組むか
- 4運営事務局募集・受付・当日運営・振り返りの流れをつくる
- 5集客どこから受講者を集めるか。既存顧客か、外部か
- 6継続自走化2期・3期と続けられる形に引き継ぐ
まず決めるのは「何のための研修事業か」
ここが決まらないと、価格も、集める人も、成功の判断も決められません。どちらが正しいという話ではなく、選ぶと他のすべてが決まるという性質のものです。
| 論点 | ① 研修そのもので利益を出す | ② 本業への入口にする |
|---|---|---|
| 見る数字 | 売上・粗利・定員の充足率 | 商談になった件数・接点の数・既存取引の継続 |
| 価格の考え方 | 原価を回収して利益を乗せる | 入り口を軽くする(低価格、または本業の提案とセット) |
| 誰を集めるか | 集まる人を最大にする | 決裁に近い人・取りたい取引先の人を狙う |
| うまくいった状態 | 継続して開催しても黒字で回っている | 研修のあとに本業の商談が立っている |
| 向く開催形式 | 公開セミナー(集客できる前提) | 顧客先での講師派遣型・個社向け |
| この案を選ぶ条件 | 初年度から採算を求められる。集客に使える予算と人がある | 本業の商談化で評価される。既存の関係先から始められる |
公開セミナーと講師派遣型、どちらから始めるか
立ち上げ期にいちばん効くのは集客の負担です。公開セミナーは毎回あたらしく人を集め続ける必要があり、母集団が育つまで時間がかかります。
| 比べる軸 | 自社主催の公開セミナー | 顧客先での講師派遣型(個社向け) |
|---|---|---|
| 集客の負担 | 毎回、新規に人を集め続ける必要がある | 1社決まれば人数は先方が揃える |
| 事務局の工数 | 会場手配・募集・受付・当日運営・請求が毎回発生 | 日程調整と教材準備が中心。相対的に軽い |
| 売上の立ち方 | 定員割れがそのまま減収になる | 1社単位で先に確定する |
| 課金の単位 | 1人あたりで積む | 1社あたりで積む |
| 立ち上がりの速さ | 母集団が育つまで時間がかかる | 速い。既存の関係先から始められる |
| 向いていること | 新規の相手への認知をつくる | 既存の取引先との関係を深める |
講師を、どこまで自社で持つか
立ち上げでいちばん割れる論点です。講師より先に、顧客の課題を研修の企画に落とせる人が要ります。登壇できる人は外から借りられますが、企画できる人は借りにくいためです。
| 選択肢 | 良いところ | 代償・リスク | 向いている局面 |
|---|---|---|---|
| 完全内製 社員が設計・営業・登壇・運営 | 当事者の知見を直接届けられる。社内に経験が残る | 講師以上に企画できる人材の育成が難しい。異動・兼務で属人化しやすい | 人員・時間・キャリア上の位置づけを継続して確保できる場合 |
| 外部講師のみ 設計と登壇を委ねる | 立ち上がりが速い。登壇の品質を確保しやすい | 社員が設計・登壇・振り返りに関わらないと、知見が社内に残らない | 短期での実施を最優先する場合 |
| 組み合わせ 外部が登壇し、社員が並走 | 営業に工数を割きながら、実際の登壇から学べる | 観察・振り返り・部分登壇の仕組みを用意する必要がある | 多くの場合、ここが現実的な出発点になります |
よくいただくご依頼のかたち
研修事業を新しく立ち上げたい
カリキュラムの設計、講師体制、価格の考え方まで含めたご相談です。立ち上げから運営が回るまで伴走します。
自社の商材知識を体系的に教えたい
社内にある知識を、外部の方にも通用する順序と粒度に組み替えます。
認定制度やスクールの形にしたい
受講者の到達度をどう測るか、修了をどう位置づけるかを含めて設計します。
対応できるテーマ
- 教育事業の立ち上げ設計
- カリキュラム・コース体系の構築
- 運営フローと事務局体制の設計
- 講師の選定・育成
- 受講者募集の設計
- 継続・更新の仕組みづくり
よくいただくご質問
構想段階でも相談できますか。
その段階のほうがご一緒しやすいです。「顧客向けに何か教育を提供したい」という程度から、対象と価値の定義を一緒に固めていきます。
講師は自社の社員で務めたいのですが。
その形も可能です。その場合は社内講師の育成をセットで進めます。教える技術と教材の型を渡すところまでを設計に含めます。
どのくらいの期間がかかりますか。
規模によりますが、構想から開講まで半年から1年程度をみていただくことが多いです。まず小さく始めて広げる進め方もご提案できます。
研修事業を立ち上げたあと、社内だけで運営できますか。
運営できる形にすることを目標にしています。講師の確保・教材の更新・受講者募集のどれが自社で回せてどれが難しいかを、立ち上げの段階で切り分けます。難しい部分だけを継続してお手伝いする形も可能です。
設計の考え方
研修事業の立ち上げは、何を作るかによって必要な支援がまったく違います。 用意した内容をそのまま実施する形も選べます。テーマが一般的で、受講者の状況を問わない内容であれば、 そのほうが早く、費用も抑えられます。正直に申し上げると、当社にとっても手間はかかりません。 ただ、いただくご相談の多くは、そこでは解けません。 「管理職研修を」と伺って、実際に困っていたのは評価の運用だった——ということが起こります。 だから当社は、テーマを決める前に、何に困っているかを伺うところから始めます。
- カリキュラムに貴社を合わせるのではなく、貴社の課題に合わせて組み立てます
- 講師を手配して終わりにはしません。代表が企画から入り、資料をすり合わせ、実施後の振り返りまで担います。当日の立ち会いを含め、どこまで入るかはご相談のうえで決めます
- 研修の日で終わらせず、現場で試す機会と振り返りまでを設計に含めます
同じような課題をお持ちですか?
まずはお気軽にご相談ください
研修テーマ・受講者層・予算感など、どんな段階のご相談でも構いません。ご相談の時点で費用は発生しません。
はじめてのご依頼の方へ:ご相談から実施までの流れ/選ばれる理由